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日本で基盤を築く方法

はじめに

本記事は、ひとりの外国人がどうやって日本で基盤を築くかについて解説したいと思います。

基盤とは何ぞや

基盤を築くと言ったが、それはもちろん家を持つようになる方法とかの話ではないです。ただ、日本に来て何をしておいた・手に入れた方が便利とか、条件や順番とか、色々戸惑うと思いますので、自分の経験をベースに紹介しようと思いました。

例えば僕は最初、住所・銀行口座・携帯番号の取得に困っていました。なぜなら、この中のどれを先に取得しようとしても、身分証明資料として残りの2つの情報が必要とされるからです。もちろん、それは絶対ではないから最終的には解決できるんです。携帯番号 -> 住所 -> 銀行口座 が僕のルートでした。

一応難易度順で下のチェックリストに色々書いてあるので、ご参考になれば幸いです。

筆者の背景

何事もまずは相手の信頼を得るから始まります。

この「信頼」の基準は何かを自分なりに考えてみましたが、下記のものではないかと思います。

  • 誠実さ・善良さ
  • まともさ(住所・仕事)
  • 日本人似(外見・日本語力・振る舞い)

赤の他人の視点から自分を見ますと、日本に来たばかりの頃、僕は住所・銀行口座・携帯番号などがないため、見るからに怪しい者です。

幸い高校から学んできた日本語でやりとりはできていたし、安定した仕事を持ち、出身に関するネガティブなイメージも把握しており、そう思わせないように心がけていました。

チェックリスト

在留カード

交付については下記リンク先の内容をご参照ください。

知っておきたい!!在留管理制度あれこれ

漢字氏名表記希望の場合は 在留カード漢字氏名表記申出交換希望による在留カードの再交付申請 が必要です。(住居地未定 OK)

携帯番号

最初は mobal などのほぼ審査不要(パスポート提示のみ)なもので取得できます。(料金が高いので住民登録後に乗り換えがおすすめです)

隔離施設に移動する前に済ませた方が通信手段があって便利なのでおすすめです。(隔離が必要な場合)

年金手帳・健康保険証

正社員ならあるはず、勤務先会社にお問い合わせください。

印鑑

漢字の場合、賃貸契約をする際に署名と印鑑の内容が一致しないとややこしいので、在留カードに漢字氏名が記載された後に注文した方がいいです。(希望の漢字が使えないことがあるため)

住所

  • 出身で拒否される可能性あり
  • 外国人で保証人不要物件も必須になることあり
  • 物件によって契約時に印鑑(認印)・住民票が必要

可能なら初期費用振込前に銀行口座を開設した方がいいかと思いますが、やはり住所がないと口座は難しいので、振込方法は仲介会社に相談しましょう。

住所を定めたら十四日以内に 新規上陸後の住居地の届出 と住民登録をしてください。(住民登録する際 新規上陸後の住居地の届出 の方も勝手にやってくれるので、住民登録のみでも大丈夫だと思います)

ちなみに賃貸住宅の場合、「住所を定めた」の定義は「契約締結完了」・「実際に住み始めた」のどっちかになります。前者でも住民登録は可能なので役所にお問い合わせください。

在留カードに早めに住居地をつけたい場合は、Airbnb とかで一ヶ月以上の利用で賃貸契約を締結すれば住民登録はできるらしいです。

住民登録では、提出された住所の検証は行われないらしいため、お急ぎの場合は勤務先会社の住所でも可能だと思いますが、違法かもしれないのでおすすめできません。

ワクチン接種券(コロナウイルス)

住民登録の際に役員に「接種券発行申請書」をもらって記入してポストに入れば発行してくれます。

役所ではなくても自治体のホームページには載っているはずなのでそちらをご参照ください。

住民票の写し

住民登録した後に請求できるようになります。通称名は在留カードの漢字氏名表記を参照します。

マイナンバーカード

住民登録した後に通知書が来ます。その通知書で役所にお申し込みください。

印鑑登録(実印)

住民登録を先に済ませる必要があります。

銀行口座

  • ゆうちょ:住所が記載された在留カードで OK です。
  • 三井住友・三菱 UFJ:日本で六ヶ月以上の居住が必要です。

クレジットカード

多重申込せずに一社狙って申込するのをおすすめします。

ほかの注意点

違法ダウンロード

P2P 経由で法律上自分に複製権のないコンテンツ、またはプロキシで他国の地区限定コンテンツをダウンロードしたりするのは、違法とみなされるリスクがあるため、控えておいた方が無難です。

痴漢冤罪

日本に来る前に調べた方が良さそうです。

終わりに

以上で全部ですが、もしほかに何かあった方がいいものがあればメールで教えてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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